こんにちは!Shawです。
「本のレビュー」シリーズの初めての投稿になります。
このコーナーでは、私が読んだ本を簡単にまとめ、紹介するレビュー記事を定期的に出していこうと思います。
気になる本があれば、是非購入して読んでいただき、コメントしていただけたら嬉しいです!
記念すべき第1回目は、『レバレッジ・リーディング』本田直之・著(東洋経済新報社・2022年)です。
本編に入る前にご紹介です。
読書をするにあたって、「まとまった時間を取りにくい」「仕事・家事に追われている」などで諦めている方も多いと思います。
そのような方たちには、【オーディオブック】がオススメです!!
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目次
簡単な紹介
この本は、ビジネスで成功したい人のための効率的かつ戦略的な「ビジネス書」の読書法について紹介するものです。
それは、ビジネス書を効率的・戦略的に1日1冊読みこなす投資としての多読法です。
訓練は不要で皆さんの思考が劇的に変わります。
著者について
まずは、著者の本田直之氏について簡単にご紹介します。
- レバレッジコンサルティング株式会社取締役社長兼CEO
- 日米10社のビジネスに資本・経営参加
- 日米のベンチャー企業への投資事業を行うと共に、少ない労力で多くの成果を上げるためのレバレッジマネジメントのアドバイスを行っている
- 著書にレバレッジシリーズをはじめ、『ノマドライフ』、『パーソナル・マーケティング』などがあり、累計250万部突破
- 1日1冊以上のビジネス書を読み、年間400冊以上を読破
なぜ購入したのか?
銀行員として普段働いている中で、ブラッシュアップのためにビジネス書を読むことが多い。
しかし、
何を読めばいいのか?どう読めばいいのか?読んだことをどのようにアウトプットするのか?
自分なりに答えを出せずにいました。
その答えを見つけられるのではないかと思い、この本を手に取りました。
何を学べるのか?
- 「速読」とは異なる「多読」のメリット
- 月間に500冊の新刊といわれる氾濫するビジネス書の中から読むべき本の抽出方法
- 1日1冊を読む効率的な読み方
- 読んだままで終わらせない読書後フォローについて
- 本のエッセンスを実践に結びつける方法
要約
この本について、イメージを膨らませていただくために、要約してみました!
以下をご覧ください。
ビジネス書の有用性
ビジネス書は、努力した末に成功した人たちの知識やノウハウが書かれている
つまり、本を書いた人が何年もかけて習得したものを、わずか1冊のビジネス書を読むだけで入手できるということ
そのうえで、自分なりに工夫を加えれば、もっと効率よく成功にたどり着ける
他人の経験や知恵が詰まったビジネス書は、とんでもなく安価で、割安なものである
レバレッジ・リーディング=「多読」なだけではない!
同じ努力をしているのに、10のリターンしか得られない人もいれば、100のリターンを得る人もいる
この2者はどこが違うか?
それは、「レバレッジ」を意識しているかどうか
つまり、本を読んで、そこに書かれている知識・ノウハウを自分流にアレンジして、実践で活用すること
そして、できるだけたくさんの本を効率よく読む、すなわち、多くの人の成功のプロセスを吸収する
これらにより、累積効果が出て「パーソナルキャピタル(自分資産)」の「含み資産」がどんどん増えていき、条件反射的に実践で必ず活用できるようになる
「速読」より「多読」
「レバレッジ」をかけるのが目的なら、速読するよりも、むしろ自分にとって重要なポイントのみをつかみ、内容を理解して実行することの方が重要
そして、重要なポイントを押さえ、「その内容をどう生かすか」が求められる
「速読」が目の動かし方を訓練してすべてを速く読むという技術ならば、「多読」は無駄な部分を切り捨てる技術
情報の取捨選択能力を高め、必要な箇所以外を読まないことで、読書時間が短縮できる
最終的には他人の経験にレバレッジをかけて、実践に役立てるのが狙い
「多読」は誰にでもできて、特別な道具も訓練もいらない
レバレッジ・リーディングは本を探すところから始まる
本の読み方だけではなく、探す段階からがとても重要
購入するまでの3ステップ
- 投資目的を明確にする
- 自分の人生の目標や現状の課題などを考え、いま、必要なのはどんな本なのかを意識する
- 情報収集とスクリーニング
- 書評や口コミなど、自分の勘以外の意見を参考にして、読むべき本を絞り込む
- 購入する
- ネット書店とリアル書店のそれぞれの利点を生かして使い分ける
最も大事なことは、「目的をもって本を選ぶ」こと
レバレッジ・リーディングの中身
読書の流れは以下の通り
- 本を読む目的を明確化
- 読むところと読まないところの見当をつける
- 制限時間を設ける
- 本の内容次第だが、平均は1~2時間以内
- 全体を俯瞰する
- 「まえがき」「目次」「あとがき」などをチェックし、本の全体像をインプットする
- 読書開始
- 緩急をつけて読む:重要なところは熟読、他は斜め読み
- ポイントを押さえる:線や印、書き込み、ドッグイヤーなどのマーキング
読み始める前にその本を読む目的を明確にしておくと、重要なところとそうでないところがはっきりする
したがって、どうでもいいところは捨てることができるため、読むスピードが速くなる
この本から何を得たいかイメージしておけば、飛ばし読みをしていても、大事なところに差し掛かった際に、何か引っかかる感じがする
最重要なのは読書後のフォロー
人間は忘れる生き物
投資した時間とコストを回収するためには、「読書後のフォロー」を行うことが絶対に必要
では、何をすればいいか?
答えは、「メモすることで記録に残し、実践で使ってみる」こと
メモの内容を自分の中に刷り込み、習慣化することで正しいやり方を身につけたり、あるいは、実践のプロセスの中でメモしたことがそのまま使えるかどうかもわかる
そのような反復を行うことで、自分に合うようにアレンジしていく
そして、その洗練されたノウハウが自分のものになり、結果がついてくる
読書後のフォローをシステム化する
線を引いた部分をパソコンに打ち込んで、メモを作る
それを常に持ち歩き、すき間時間にパラパラめくって眺めることで、頭の中に焼き付ける
そして、実践して自分の身につける
- 本を読む
- 重要なところに線を引く、印をつける
- レバレッジメモに要点を抽出し、繰り返し読む
- 実践で試す
- レバレッジメモをブラッシュアップし、繰り返し読んで身につける
- 実践で条件反射的に対応できるようになる
私が気になったセンテンス
読書を単なる読書ではなく、経済的行為、つまり投資活動として捉えている
著者が1日に多い時は3~4冊も読むという、読書に対する姿勢が伺える一文です。
そして、これを読んだ瞬間、私自身の読書に対する考え方がガラリと変わりました。
インプットするだけでは、ただの自己満足にすぎません。いかにアウトプットするかが勝負なのです。
正直、私はインプットすることばかりフォーカスして、実践に活かすということはあまりしてこなかったように思います。
読んだ内容を仕事や日常生活に活かすことが最終目的だと考え直しました。
完璧主義を捨てること。それが第一歩です。
レバレッジ・リーディングはあくまでも投資活動であり、自分の課題や目的・目標にとって必要な情報だけが得られればそれで十分であるという考え方が反映されています。
100全てを吸収しようとはせず、必要な部分だけ抽出する考え方は、自分にはなかったので参考になりました。
まとめ
著者が「1日に多い時は3~4冊ビジネス書を読む」と言ったときは、
「な~にを言っとるんだ!」と正直、呆れました笑
しかし、このレバレッジ・リーディングを実践すれば可能なのも頷けます。
個人的に読書に対する考え方が本当に変わった一冊です。
ビジネス書をよく読まれる方には、自信をもってオススメしたいと思います!
是非、読んでみてください!
本の目次
『レバレッジ・リーディング』本田直之・著(東洋経済新報社・2022年)
はじめに
第1章 ビジネス書の多読とは何か?ー100倍のリターンをもたらす究極の読書術
第2章 本探しは投資物件選びービジネス書の効率的スクリーニング術
第3章 一日一冊、ビジネス書を戦略的に読破するー訓練不要であなたの読み方が劇的に変わる
第4章 読んだままで終わらせるな!ー反復と実践によって100倍のリターンを獲得せよ
読書をするにあたって、「まとまった時間を取りにくい」「仕事・家事に追われている」などで諦めている方も多いと思います。
そのような方たちには、【オーディオブック】がオススメです!!
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